新日暗黒時代と言われたあの頃、内部では何が起きていて、何が原因であれほど混沌としていたのかを知りたくて読んだ。
最後まで読んで、結局、私が求めているものではなかった。
はっきり言って上井さんの言い訳と願望だらけで、深みのあるものではなかった。どうせプロレス本書くならGK金沢くらいの読んでいる者を再度興奮させ、深く考えさせるものを書いてほしかった。
真剣に語っているのか、面白おかしく当時を語っているのかわからない部分もあり、わけがわからなかった。
読んだ人が再度暗黒に落ちるという作品だった。
「ゼロ年代」狂想のプロレス暗黒期 (G SPIRITS BOOK)
- 作者: 上井文彦
- 出版社/メーカー: 辰巳出版
- 発売日: 2012/06/13
- メディア: 単行本
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