ほぼ判を押したような土曜日

運動ガーッとして汗ダーッとかいてビールグーッと飲むいつもの土曜日。
ただ、今週は飲みが普段と少々変わっていて、相手は学生時代の部の後輩。仕事でこっちに来ていたらしく、飲みませんかと誘われ飲むことに。趣味やツボが似ていたので、部にいた頃はよく話し、アホなことをやっていた。お互い部や学生という立場からは離れたけれど、久しぶりに会ってみるとすぐにあの頃に戻った。久しぶりだったので近況は尽きず昔のおもしろ話もいくらでも出てきてずっと笑っていた。学生時代のままガンガン飲んでゲラゲラ笑えた。「そんなこともあったよなあ」という話もあれば、「そんなことあったかなあ」「いや絶対ありましたよ」という話もありちょっとの時間学生に戻れた。
そんな後輩も今年結婚するということでだんだんと変わっていくんだなあと思った。まああいつなら結婚後も変わることなく面白いことやってくれると思うけれど。
変わっていって激動の毎日だけれど、こうやってたまにちょっとだけ後ろを振り返るってのもいいかなと思った。後ろを見て懐かしさや思い出をこれからの前への原動力にする。たまにはいいよな、と思った。後ろには終わった、わかっていることだけがあるけれど戻れない。前はこれから作っていくことだけれど何があるか見えない。じゃあちょっとだけ後ろ見ればいいかな、と今日思った。そして飲んだらそれでいいと思える性格でよかった。飲んで笑って帰れる、幸せです。
帰り道歩いているといつもと違う空気の匂いがした。今日暑かっただけかもしれないけれど、春の匂いがした。もうすぐ春が来る。今年の春はどんな感じになるんだろう。
後輩から幸せと元気をもらえた。今日も誰かに助けられて明日を迎えられる。