『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』を読んだ

まさに「すべてがFになる」。その言葉がぴったり。
「天才」とはこれだ、と言われた感じがする。
15年前まで、15年前の事件、そして今、と全てがわかったときはただただ驚き。最大のポイントである密室は、わかりそうでわからなく読みながら自分にイライラしていた。ビンの中の船、頭が固かった。
ちょっと偏った理系人間像が個人的にはややナシだった。島といい犀川研といいあそこまでの理系人間はそういない。

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)