『コズミック流』→『ジョーカー清』→『ジョーカー涼』→『コズミック水』の順に読むとある仕掛けが浮かび上がると文庫の裏側に書いてあったのでその通りに読んだ。コズミック流の密室十九まで読んだ後にすぐに下巻のコズミック水に行けないのが辛かった。
『ジョーカー』は詰め込みすぎってくらい詰め込んであった。最後に浮かぶ「言」でさらに解釈が広がってもうどれくらい詰め込んであるんだろうという感じだった。
コズミックは1年で1200の密室で1200の殺人を起こすという設定があまりにも魅力的だった。スカイダイビング中や大相撲の取り組み中など絶対に不可能な状況で行われる殺人事件にはただただひきこまれるばかりだった。犯人はいろんな意味でギリギリ。許せるか、許せないか、信じるか、信じないか。
一気に4冊読んでさすがに疲れた。好みがハッキリわかれそう。
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