ありがとう

NOAH『DESTINY 2005』を見た。テレビ観戦で全試合を見たわけではないがとりあえず感想。
NOAHありがとう、日テレありがとう。NOAHの選手はもちろん、日テレが本当に頑張ったと思う。
深夜とはいえ150分の超ロング放送をしてくれたことから日テレの気持ちが伝わってくる。主要試合はノーカット放送。実況のアナウンサーも充実していた。小橋の入場テーマが鳴った瞬間に「あーっ変えた!小橋がテーマを変えました!」と叫べるのはすごい。火サス終了後は10時からの1時間でいいからNOAH中継にしてほしい。
試合はまさにDESTINY。これがプロレス。「6万2000人超満員」という発表にNOAHの自信が感じられる。6万2000という数字が正確かはわからないが、ときおり映る観客席を見るかぎり「超満員」は間違いない。プロレスで東京ドームが超満員になったのは久しぶりだ。
三沢vs川田は高校時代からの二人、5年離れた後の二人の感情がぶつかっていた。見ていて切なくなるほどの感情のぶつかりあい、「うわぁ・・・」と声が出るようなエグさ、三沢と川田ならではの試合だった。最後のふらふらになりながら三沢にむかっていく川田を見るのは耐えられなかった。切なく、異常。
小橋vs健介は今年のベストバウトになると思う。プロレスの醍醐味を見た。あんな長時間のチョップ合戦考えられない。長時間のチョップ合戦の間に両者の胸が変色していく。それでも両者絶対に引かない。すごいものを見た。
それかKENTAvs金丸。ヘビーとジュニアのベストバウトだったらこの2試合が間違いなく候補になると思う。
時間差の深夜放送でこれだけ興奮したのだから、生で見た人はもう言葉に表せない興奮だったと思う。東京ドームの6万2000人が羨ましい。
「真っ正面からの感情のぶつかり合い」は素晴らしい。感情もなにもかもさらけ出してひたすら相手にむかっていく、ぶつかり合う、全て出し切る、プロレスファンとしてこういうのが見たい。見たいものが見られた。
プロレスはやっぱりすごい、面白い。こういう大会があるかぎりプロレスは死なない。大満足。
起きて見てよかった。なんか今日は他にも大切なことがあるような気がする。テス・・なんだかがあるような気がする。今の時点で大満足なので寝ようかな。でも興奮しすぎて完全に目が覚めてしまった。