日帰りで行ってきた。さすが闘恐、人が多い。多い、多い。なんでこんなにいるんだろ、とずっと思っていた。すごいね。人が多すぎてそれだけで疲れた。
闘恐滞在時間は約11時間だったが、そのうちのほとんどが見学だった。
見学は非常にためになり、刺激になるものだった。すごい。実験前後の準備・取替え作業、実験中の計測など、一般見学では絶対に見せてくれないところを見せてくれた。また、実験の説明などもとても丁寧でわかりやすかった。
論文で装置の構成や原理は知っていたが、実際に見るとそれらが一気に生の知識として入ってくる。
「百聞は一見に如かず」
この言葉に偽りはなかった。
実験側の人が一学生にここまで惜しげもなく見せてくれたことに非常に感謝する。それに対してこちら側からもしっかりと見せられるようにならないと。まだまだだ、とも思った。現在の卒の論も結局は最前線でバリバリやっている人に追いつくための練習のようなものだから、まだ技術・知識ともに浅いし先は長い。
そして実験側からの要求や要望をいろいろと聞いたので、卒の論が終わって新たにやるべきことが出てきた。今の手法とはまた違うことを勉強・研究しないといけない。今やっていることでさえよくわかっていないのに・・・でも絶対に頑張って協力・貢献できるようになろうという思いは強くなった。
これだけすごいことをやっているのに一般の知名度は低い。私もこの分野に進まなければ絶対に知ることのなかった名前なので、もっと一般に名前が広まるような広報活動をすればいいと思う。
見学終了後はほとんど時間がなかったので観光はできなかった。駅周辺の雑貨屋に寄ったけど、それがあまりにもファンタジーな空間で一発で気に入った。大都会だけあって品揃えがハンパじゃなかった。闘恐も捨てたもんじゃないな、と思った。蝶野正洋ジュース(二種類)、三沢光晴ジュース、目玉のおやじ汁、それにマグカップ。一番のお気に入りはマグカップ。見た瞬間あの表情が私の心を鷲づかみにした。頭の部分のフタを取るとさらに私のツボにハマる。結構な大きさなのでいっぱい量入る。早速これでコーヒー飲もう。よく考えたら闘恐と関係のないものばかりだ。
メインの見学で素晴らしいものを見ることができたので最高に満足。
帰りの改札で乗車券しか入れなくて出口が塞がれ、「特急券を入れてください」というメッセージが出てきてしっかりと恥をかいた。