直納豆ご飯(写真)

一日三食納豆ご飯とかをやる時がある。そうでなくても一日一回は必ず納豆を食べる。そこでふと考えた。「ご飯炊く時に納豆も一緒に入れればかき混ぜる手間が省けるんじゃないか?」と。
そこでやってみた。炊く前にジャーに付属の納豆のたれと共に納豆を入れる。納豆はかき混ぜずに底のほうに沈めた。
蓋を閉じスイッチオン。
しばらくすると部屋の中に異臭が立ち込めてきた。「ん?なんだ?」と思って炊飯器のほうを見ると蒸気が出ている。近くに行って嗅いでみる。
くっさ!おえっぷ!臭い!爆臭!
これはマジでやばかった。納豆好きな私でこれだったのだから、納豆嫌いな人だったらこの臭いを嗅いだ時点で吐いていただろう。
部屋中すごい臭いになった。とりあえず自分の嗅覚はなんとかしようとお部屋の消臭力を鼻の先に当て思いっきり嗅いだ。せっけんの匂いで鼻が麻痺してなんとかなり、それから換気した。
その後も2、3回蒸気が出てきたが、最初ほどは臭くなくて普通だった。
それから約20分後。アマリリスの電子音が鳴り出来上がったことを知らせた。ドキドキしながら蓋を開ける。
もわっとした蒸気が顔にかかる。納豆というより大豆の匂いがした。納豆は最初に入れた時よりもやや膨らんでいた。
茶碗に盛り食べてみる。ねばねばした感じがあまりない。納豆の味というか味が全体的になかった。しいて言えば苦かった。あまりにも薄味なので醤油をかけてそれなりの味にして食べた。
新レシピの直納豆ご飯をやったが、はっきりいっておすすめしない。まず蒸気が臭すぎる。これが一番きつい。そして味がしない。さらにしゃもじと釜がぶつかって豆がつぶれて釜にこびりつく。洗うのが大変。
いいところが全然なかった。成功したら毎日これで食べようと思っていたのに。やっぱり料理は苦手だ。