マンガ

 元ちとせの「いつか風になる日」(ムービーauのテーマ曲で、あのCMが好きだった)をリピートで聞きながら勉強していた。勉強することは発見だと今さらながら思った。こんなことを表現したいのか、先人はよくこんなこと考えつくな、と感心しきりである。しかし問題は解けない。
 やる気がなくなるとマンガを読む。いい気分転換になるし、マンガから学ぶことも多い。
 「リーマン戦記独身3」というマンガは今また読み返している。テレ朝で金曜夜にドラマ化もされたが、ドラマとは設定も違って本当に独身男3人が中心のマンガ。なんか自分の5年後を見ているような予言マンガだ。
 「北斗の拳」は高校の時に読んで最終巻で感動して泣いてしまった。「残酷・暴力的だ」とPTAから苦情があったらしいが、ちゃんと最後まで読んでいないからだと思う。あのマンガのテーマは「愛」だと考えている。最終巻まで読まなくてもそのことについては随所に表れている。なぜか北斗の拳は部室にも研究室にもある。これは偶然だろうか。百聞は一見にしかずとはこのマンガのことだろう。
 「スローニン」は浪人生とケガでラガーマンとしての輝かしい未来を失った男の話。全4巻だが、互いに触れられたくない傷を持ちつつも、様々なことに出会い取り組む姿に、大切なものとは何か、なぜ挫折しても諦めてはいけないのかについて深く考えさせられた。年とってからじゃなく、高校の頃に読んでおいてよかったと思う作品だった。作者は吉田聡で、この人の作品は素晴らしいものがたくさんある。「湘南爆走族」は暴走族の話だが、全体的にギャグ満載でほとんど暴力的表現はない。いい話がたくさんあって、これまた胸があったかくなる。これと「スローニン」は実家に帰った時に必ず読み返す。
 あとはすけべい本ですな。いろいろ学んだ。