大人は泣かない

子どもたちを見ていると、些細な子ども同士の喧嘩や親の叱りで泣くことがよくある。喧嘩を仲裁したり叱ったりした後でふと思うことが、なぜ大人になると泣かなくなるのか、だ。


大人になるとなぜ泣かなくなるのか。子どもの頃はちょっとしたことでも、家の中でも外でもワンワン泣いていたのに。それが成長や感情の制御なのだろうか。確かに大人が街中で頻繁に泣いていたら大変というか不気味か。


それでも、思いっきり感情のままに泣いている子どもたちを見ると、少し羨ましくなる。嗚呼、勘定のリミッター外して時には思いっきり声をあげて泣いてみたいな。ま、泣かなくてもいいけど、日常生活で思いっきり感情を出してみたいな。どこかでみんなが少しずつ我慢することで社会は割と平穏に回っていると思うのだけど、どこかでそこをちょっと出てみたい。


今度ランニングで山奥に行って思いっきり叫ぶかな。よし、それが次の夢だ。