久しぶりの都会は異国への誘い

先週魔都に泊まったけど、もうまるで異国のようだった。
泊まったのは池袋周辺だったけど、ホテルまで歩いている間にすれ違う人たちの言葉が日本語のほうが少なく、また街並みも中国語や韓国語の看板がよく目に入り、違う国みたいだなあと思った。本当に日本語話している人のほうが少なかった。日本語話す人の声が小さいだけだったかもしれないけど。


夜は24時を過ぎてもネオンも人も元気で、深夜ということを感じさせない活気だった。それから一転、朝はほとんど街に人がいなくがらんとしていた。夜に特化したというか、朝は眠る街なのか、驚くほどの違いだった。


久しぶりの夜の都会は異国に迷い込んだかのような違いを感じた。移動の際に電車の揺れが随分乱暴に感じたのは、最近電車に乗っていないからだろうか。昔魔都に住んでいた時はそんなこと感じなかったので、電車の揺れに慣れて揺れすらなんとも思わない生活をしていたのからかもしれない。ところ変われば、だねえ。


憧れることも畏れることもなかったけれど、とにかく違いに驚いた魔都の一泊だった。不思議なところだねえ。