あの味よもう一度

一日魔都で缶詰研修だった。キムタクが如くの探偵業で鍛えた推理力や読解力もここでは役に立たず、難解な話に頭からプスプスとオーバーヒートした音が鳴っていた。
でも今年の目標のうちの一つが「新しいことをいっぱいする」なので、普段とは違う場所で過ごすというのも良い経験だったな。


終わったらすぐに移動。といっても自宅ではなくラーメン屋。夕食は魚プラスつけ麺!!!この前いだてんの味がまた食べられた!と感激したのに早くもまた来ることができた。
前回は久しぶりで贅の極みで全部のせにしたけど、やはり原点回帰。今回はいだてんの頃を忠実に再現した。


魚プラスつけ麺のみでトッピングなしのあつもり、無料サービスで味玉を付けてもらういつもの自分スタイル。でもちょっと贅沢したくて麺大盛りにした。


出てきたらまずはレンゲの先にほんの少しスープを乗せて汁を味わう。この濃い魚介のスープが最高のオープニングなんだよな。
味玉を半分に割ってつけ麺を楽しみ、麺をすすりながら1/4だけ食べる。


麺の残りが3/4になったらここからチェンジタイム。
まずはお酢をやや多めに入れて酢の風味が出た魚プラスを楽しむ。
そこから麺残り半分になったらにんにくと七味をうりゃっ!と多めに投入!入れすぎると味が壊れて後悔するけど、そこはいだてんで何度もやって体が覚えているのでちょうどいい味に仕上げた。このお酢、にんにく、七味の絶妙なバランスで魚プラスが残り半分から生まれ変わるのだ。


そんな第二形態を楽しみ、麺を全て食べ終わったら最終決戦のスープ割。
ここで前半に半分残しておいた味玉がまさに“いい味”を出す。スープ割の中でじっとしている味玉をレンゲで潰して黄身と白身が混ざったスープをごくり、うーん、うまいっ!!!本当に最後まで楽しめる、最後まで飽きない、最後までおいしい魚プラスつけ麺!


あーおいしかった。なんだかただの食レポになってしまった。なんで今日朝から魔都行ったんだっけ?