白い塊一つでいい

夏恒例のマルコメに今年もした(去年はドラゴンストップがかかり冬に延期)。リオ五輪に乗っかって五厘刈り、いやもっと短いぞ!バリカン大活躍だぞ!1+1は2じゃないぞ!オレたちは1+1で200だ。10倍だぞ10倍!(テンコジ小島風)


マルコメってから約一ヶ月経つけれど、その間に妻から素朴な疑問が。
「シャンプーしているの?」
失礼な!髪の毛が全くないわけじゃない、1ミリではあるけれどあるさ!と反論すると、「いや、そういう意味じゃなく、そこまで短いとシャンプーだと逆に肌に悪そうだからお湯だけのほうがいいんじゃない?」と言われた。
なるほど、そうか、マルコメ状態だとシャンプーが劇薬になるのか。今まで全くそんなこと考えなかった。むしろシャンプーとコンディショナーの減り具合が同時にならないのが嫌でコンディショナーも使っていたくらいなのに。


言われてみると顔とかの地肌洗っているのと一緒だなと思い、今までのシャンプー派から一転石鹸派に転向した。さすがに頭に汗かく中お湯オンリーは抵抗があったので石鹸にした。


その石鹸をどうするかとドラッグストアでいろいろ見ながら考えたけれど、最後は子どもの頃の「♪牛乳石鹸 良い石鹸〜」と聞いた記憶が決め手になり牛乳石鹸にした。泡立ちがいい石鹸や匂いにこだわった石鹸もあったけれど、牛乳石鹸は成分に余計なものがなさそうなのも好印象だった。剥き出しのマルコメ洗うんだから余計なものないシンプルなのがいいだろう。


そんなわけで最近は石鹸マン。最初は石鹸をボディタオルで包み泡立てて体を洗う。次に手で石鹸を泡立てて洗髪。そしてその勢いと泡を利用して洗顔。頭シャカシャカしたまま手を顔に持ってきて洗うイメージ。
これで頭から足先まで全部泡だらけになるので、あとはお湯で全身ジャブジャブ洗い流して終了。石鹸一個で全てが片付く。体も洗い方もさっぱりすっきり。


シンプル・イズ・ベスト。私の大好きな言葉だが、入浴でもそれが実践できるようになった、嬉しい。石鹸一つでいいんだ、と新たな気付きがまた楽しい。そして「シャンプーしているの?」と素朴な疑問をぶつけてくれた妻に感謝。今なら言える、「石鹸だけさ」。


シンプル・イズ・ベスト。牛乳石鹸良い石鹸。