ハヤブサ死去のニュースを夕方くらいに知る。大変なショックが全身を襲った。
試合中の事故で大怪我を負ったけれど、そこから奇跡的に立てるまでリハビリを頑張ったのに、なぜ。47歳、まだまだ若いし奇跡の復活が見たかった。
ファイヤーバードスプラッシュ、フェニックススプラッシュは当時何がどうなっているのかわからずゴングの連続写真でようやくわかった。それくらい超絶的な飛び技だった。ジュニアの飛び技だけではなく、電流爆破といった所属団体の色であるデスマッチもこなしていた。マスクを取って素顔になって、エッジと名乗ったり、さらには天龍(に体格がそっくりなレスラー)が父として大ハヤブサとなったりと、90年代後半の代表的インディーレスラーだったと思う。
元気にリハビリ頑張っていつか歩いて走っての日々が……と思っていただけに本当にショックだった。人間を超えたかというような鍛え上げられた肉体と精神を知っているだけに、プロレスラーの訃報は本当に衝撃が大きいし辛い。
「お楽しみはこれからだ」というハヤブサの言葉をもう二度と聞けなくなったし、二度とそのお楽しみが来ることもなくなってしまった。それでも偉大なレスラーだったことには変わりない。合掌。
