少年が出逢った「博士」は湯川。少年と博士との科学の楽しさを知る風景は微笑ましくそして羨ましい。
ただ、事件のほうはそう明るくはいかず苦々しい。結末で重い「宿題」が待つ。犯人はわりと簡単に想像がつくので、動機や背景に思いを巡らせる。
こんなちょっと後味の悪い物悲しさを残して終わらせちゃうのか。
- 作者: 東野 圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/06
- メディア: ハードカバー
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少年が出逢った「博士」は湯川。少年と博士との科学の楽しさを知る風景は微笑ましくそして羨ましい。
ただ、事件のほうはそう明るくはいかず苦々しい。結末で重い「宿題」が待つ。犯人はわりと簡単に想像がつくので、動機や背景に思いを巡らせる。
こんなちょっと後味の悪い物悲しさを残して終わらせちゃうのか。