最先端IT・エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2008に行ってきた。家電好きにとってはたまらん年に一度のイベント。
写真でCEATECってみた。
三菱ブースにて。ワイヤレスでできるだけテレビとレコーダーを分離した新しい空間の提案。こんな世界がもう来るんだなあと思った。小型・薄型の限界は分離という別観点で進められると感じさせてくれた。分離で今までにない配置ができるしワイヤレス化は今後必須だろうなあ。
JVCのリアルタイム2D/3D変換技術。写真だと全くわからないけれど実機を見るとはっきりわかる3D変換。ほしー。
こちらは180Hz展示。60Hzと120Hzと比べていたが、これを見ると今主流の120Hzですら残像きついなーと思った。まして我が家の60Hzは・・・
参考出展ながらも27型有機ELテレビ!ハンパねえ!パねえ!薄さよりもこの色の綺麗さに度肝を抜かれた。これ見たら我が家の薄型ハイビジョンが・・・JVCの180Hzを見た後にこれを見ると自宅に帰るのがつれーよ。むっちゃくちゃ綺麗だ。27型でこれか。写真では伝わらないが実物を見ると文句なしに伝わるこの色。
そしてこの薄さ。自分と同様に横から写真を撮っている人が多かった。
こちらは0.3mm超薄型有機ELパネル。0.3「cm」ではなく0.3「mm」。当たり前だけど1mmより薄い。薄さにえー!と驚いた。そして27型同様色の綺麗さに驚いた。
これが横から撮った写真。薄すぎて画面中央にあるのが別の意味で写真では伝わらない。曲がっている。これを見ると0.3mmに納得。
背面から撮った写真。ものすんごく薄い。有機ELの素晴らしさを感じた。将来40型有機ELテレビが出たら買いたい!薄さだけならここまで欲しいとは思わない。この色!有機ELテレビほ、欲しい!
ソニーブースの240コマ液晶テレビ。ぜんっぜん違う。改めてうちの60Hzが・・・上を見たらきりがないと思った。
ソニーブースの9.9mm液晶テレビ。薄さ追求しただけあって二度言いだけどうすうす。
シャープブース。液晶国内No.1だけあって美しいプロモーション。
シャープブース。広い空間を使ってシャープ液晶の技術を上手に紹介。
今は薄さを求めず薄型テレビ購入が購入動機になるけれど、多くのメーカーのテレビを見ると近い将来は薄さは必須、当たり前で、薄さだけじゃ購入動機にはならなくなると思った。薄さはとりあえず、になって、プラス画質や付加機能、UI、消費電力などが決め手になるんじゃないかと感じた。薄いだけじゃあ、と贅沢な選択になる時代がもうそこまで来るのかなあ。
Blu-rayブースはレコーダー開発会社、BDソフト販売会社が集まってアピールしていた。
社名変更、ブランド統一したPanasonicブース。白物からHDワールドまで幅広くやっているだけあってエアコンとテレビなど居住空間全面をPanasonicで繋げるプロモーションをしていた。「Panasonic」に統一した良さが出ているなあと思った。うまい。統一により家電は全て任せられる、という見えないけれど大きな購入動機になる「安心感」を持たせることができると思った。
Panasonicブース。繋がりだけではなくもちろん最先端の技術も展示している。こちらはイージータッチリモコン。高機能の家電をいかに直感的に使えるようにするか、という点に力を入れているように見えた。確かに家電好きにとってはいいけれど、そうじゃない人にとっては最近の家電は機能多すぎるよなあ。
こちらは日立ブース。昨年から始まった薄型UTシリーズのアピール。
おっとこちらは麻倉先生。AVマニア(変な意味ではなく)だけあっていろいろなブースで講演をしていた。
東芝ブース。Cell TVを展示していた。次世代テレビとなるか?要注目。
docomoブース。セパレートケータイがあった。話題になっていたせいかすごい人気で長蛇の列だった。確かにセパレートしていた。
auブースにはau BOX。最近パッとしないauだけど新しいケータイライフの提案をしてまたガク割の頃のような勢いを取り戻してほしい。頑張れau!
村田製作所ブース。ムラタセイサク君とムラタセイコちゃん人気のせいでもう大混雑。そしてまずはムラタセイサク君登場!!!
そしていよいよムラタセイコちゃん登場!!!
緊張しているのかほっぺが赤くなった。ムラタセイコちゃん立つことはできるか?!
パイオニアブース。16層という超多層光ディスクの展示。以前ニュースを見て知っていたが・・・↓
ちゃんと再生できていた(右下)!層飛びとか大丈夫なんだろうかと思っていたけれど見ている間は問題なく再生されていた。
Victorブース。8Kプロジェクターのデモが見られた。上映中は撮影禁止だったので写真は撮れなかったがその迫力に圧倒された。これ見ちゃうと普通のプロジェクターに戻れないじゃないか!というくらいの出来だった。
タイコエレクトロニクスアンプブース。人が乗れるリニアモーターカーの展示をしていた。実際に乗った子どもたちはリニアモーターカーから降りるときみんなキラキラした目をしていた。これが技術だ。
一日ではとても足りないほど多くの展示があったCEATEC。個人的ベスト3を挙げると
・ソニーの有機ELテレビ。0.3mmはまさに子どもの頃思っていた夢の世界。薄さだけじゃなく色の綺麗さに感動した。むしろ薄さより色、というくらい。
・Panasonicの3Dプラズマ・シアターシステム。写真撮影禁止だったので写真はないが、とにかくすごかった。飛び出る!というか飛び出るのは当り前のハイビジョン空間。動きの激しいスポーツの試合や広大な自然の世界をこのシステムで見た時は感動した。ここまで技術は進化しているのか。これ見ちゃうと3度目だけど我が家のテレビでは奥行き感が・・・ってこれは今どのテレビでも実現できない技術だけど。でも帰ってしばらくするとうちのテレビは普通に綺麗に思えるはず。CEATECの各社の展示が進みすぎているんだよ!いい意味で、バカ!
・Victorの8Kプロジェクター。従来の画質を凌駕した圧倒的な迫力。目の前で本物を見せられているようだった。
いや〜家電好きにはたまらない、極上の一日だった。2駅前の舞浜近くにある夢の国よりも、自分にとってはこっちのほうが夢の国だった。