『グラスホッパー』を読んだ

押し屋、復讐を果たそうとする男、自殺屋、殺し屋という普通ではない人たちがそれぞれの視点で次々と切り替わりやがて接する。全員が死に関することをしているが、一人一人の特徴がしっかりとしているので場面が切り替わっても混乱することはない。重みのある世界観、加速するテンポと膨らむ謎、それらを包む映画のような描写と科白回し、伊坂作品面白い!

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)