女の一代記

高校の頃たまたま日曜にNHK瀬戸内寂聴が話しているのを見て、素敵なことを言う人だなあと思ってどんな人か調べたことがある。
見た目と話す内容から、徳の高いお方で清い生き方をしてきたのだろうと思っていたが、全然違った。出家する前は生臭坊主じゃないか。欲望のまま生きる人、やりたい放題の人だと当時思った。それでも何かひかれて寂聴さんの仏教関係の本を読んだこともあった。
今回テレビ版で寂聴さんの人生を見たけど、やっぱり欲望のままに生きているよなあ。ただ、確固たる情熱がある。2時間ちょいという時間のせいか作りはかなり駆け足だなあと思った。
明日は越路吹雪。自分が生まれる前に亡くなっている。それなのになぜ越路吹雪を好きになったかはわからない。いつ好きになったのかもよく覚えていない。ただ、あの歌声を聴くと全てが包まれてしまう感じになる。どういう生き方をしてきたのかはわからないので明日駆け足で知ろう。