迷信

最近の子供は昔の子に比べ逆上がりができないという記事を見た。ちょっと反論したいが、小学生で逆上がりができなくても別にいいと思う。
私は小学校の頃逆上がりができなかった。できない人特有の「足が真上までいかなくてそのまま地面に戻る」という状態だった。体育の逆上がりの授業で必ず誰かが流す「小学校3年生までに逆上がりができないと一生逆上がりできない」という迷信を信じ、小学校3年生の時に「僕はもう二度と逆上がりできないんだな」と思い諦めていた。学年が上がると体育で鉄棒の授業はなくなり野球やサッカーなどの球技が増え逆上がりのことは忘れていった。
それから時は経ち高校1年か2年の頃、体育でグラウンドに出た時に、鉄棒があったので、ふらっとそっちに行って逆上がりをしてみたらできた。「あれ?俺できなかったんじゃなかったっけ?」と思ってもう一度やってみるとまた成功。それこそ鉄棒なんて小学校の時にやったのが最後なのに、いつの間にかできていた。
ある程度成長したらできるんじゃないの?高3とか成人の年齢で昔と比較すればいいのに。
逆上がりができなくても死なないが、できるとちょっと嬉しい。「逆上がり小3」説をやぶれたのも嬉しい。