生活のために生活を犠牲にして働く・・・?ん?

昨日雑誌を買いにコンビニに行ったら、「早起きで生活がうまく回る」みたいな本が並んでいた。
早起き生活をしていると自覚している者としては、自分以外のケースではどういうことをしていて、どういう良いこと、うまく回ることがあるのかと思い思わず手に取りパラパラと見てみた。


10秒ほどパラパラして内容に絶望して閉じて戻した。
この本の「早寝早起き」の定義が「23時就寝6時起床」となっていて、そもそも私の感覚からしたら「早寝早起き」ではなかった。それは「普通」ではないのか……
そして良いこと、うまく回ることが「22時以降の残業を0にする」とか、そもそも22時以降の残業が常態化しているのは早寝早起き以前にマネジメントがおかしいだろと思った。生活サイクルのせいではなく、その会社、組織自体に問題があるだろ。


23時就寝が早寝、22時以降の残業は普通にあるものだという書き方のこの本に「KAROSHI」ニッポンの闇がある気がした。いや、本当に異常だよ。
真の働き方改革が達成されたらこういう本はなくなるのかな。うん、今の感じだとこういう本はなくならないだろうな。


早寝早起きってのは仕事のためにするものじゃなくて、自分の人生を楽しくするためにやるものだ。