原由子の「あじさいのうた」が染みる時期

梅雨入りのニュースを見てからついつい朝の散歩・ランの目の行きどころが目の前の道路よりその横にいってしまう。
意識して見ると、其処此処に紫陽花が綺麗に咲いている。酸性だアルカリ性だなんて野暮なことは考えずに、ただそれぞれの紫陽花の咲き具合、色付きを楽しんでいる。吸い込まれるような、という表現がぴったりなくらい小雨の朝の紫陽花は魅力的に映る。


梅雨の時期、どちらかと言うとネガティブな、「洗濯物干せるかどうか」「雨具持って出かけるかどうか」ということが考え事で増えるけれど、「今日の紫陽花の咲き具合はどうか」という楽しいことを考えられるから、そんなに心がジメジメすることばかりではない。


物は考えよう。新しい場所や、昨日と同じ場所だけど新しい色付きの紫陽花を楽しんでいれば梅雨も楽しく過ごせるかもしれない。そしてギラギラの夏が来る。