食べて、走って、本をして(ジュリア・ロバーツ主演風)

朝起きてお腹がグーグー鳴っても1月も3日になるとさすがに食べ物も底を突きかけるわけで、半分寝ている頭でさてどうするかとぼんやりと考えたら無性にカレーうどんが食べたくなり、うどん備蓄とレトルトカレーで朝から簡易カレーうどん。うーん、うまい!朝からカレーうどんなんてすごく贅沢をした気分。お腹も気持ちも朝から最高に満たされて幸せだった。


その気持ちそのままに単車に乗って今年初ツーリング。走り初め。箱根駅伝で通行規制かかっているところとは逆側に行きワインディングを楽しむ。何度もツーリングして見つけた個人的富士山絶景スポットを走り、いろんな角度から真っ白になった富士山を堪能した。正月三が日で交通量も少なく、鼓動と走る音をたっぷりと楽しめた。でも午前中だけあってちょっと手が寒かった。メッシュグローブじゃなく革のにすればよかったとちと後悔。


走り初めから帰ってきたらインドアタイム。読書読書。嗚呼本読むの楽しい。堀江貴文の『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』を読む。
バファローズ、フジテレビ騒動ではホリエモンを応援していた。当時(今もだけど)何にもなれず、青いながらも社会の歪んだ仕組みに行き場のない怒りを持っていた自分にとって、ホリエモン虚業の人でも傲慢な人でもなく、紛れも無く改革者だった。ホリエモンなら変えてくれそう、既得権益ってのを本気で壊して新しい世界を作ってくれるんじゃないかと毎日ドキドキしていた。
その堀江貴文の生まれから今まで、そして少し先のこれからを書いた一冊。「ゼロから小さなイチをたくさん作る」「このままではこのまま」などホリエモンが今までどうやって成長してきたのか、どのように努力していたのかがわかる。ライブドアの勢いの時のホリエモンに抱く気持ちは間違っていなかったな、青いけどその気持ちは持ち続けるほうがいいんだな、そして思考停止はしたくないなと改めて思った。こんなに胸に迫る本を年明け早々に読めてよかった。これは読み返そう。