無双らしさ?

北斗無双、個人的にはどうもしっくりこない。
・動きがもっさり
無双デビューがこの作品だが、今まで抱いていた無双のイメージは「一瞬で雑魚一層かつスピード感ある動き」だった。それに対しどうも動きがもっさりしている。重厚さはあると言えるけれど、その代わり一発で複数を倒すことは通常技ではなかなかできない。自分が抱いている無双イメージとしてなら龍が如く4のほうが近かった。
ケンシロウが弱い
自分が無双慣れしていないせいかもしれないが、なんかケンシロウが弱い気がする。プスプス遠距離から矢を撃たれて倒れるケンシロウ、毒の沼で体力減っちゃうケンシロウ、指揮兵程度の相手にガードを崩すまで結構技を当てるケンシロウ、指揮兵のゆっくりした攻撃でも一発もらうと最後までもらい続けるケンシロウ。俺の知っているケンシロウはこんなに弱くないんだけれど・・・
・ムービーシーンなのに食らってしまう
デカい槍を見つけてそれを向かいの橋の可動装置に当てて橋をこちらまで倒す、というようなシーンで、デカい槍を見つけるとヒントのようにその場所がアップになるのだが、その間ケンシロウは無敵じゃない。アップになってケンシロウが表示されない&操作できないのに画面にはダメージエフェクトが。どうやら向かい側から矢を撃たれていたみたい。これってちょっと理不尽では?普通そういう操作できないシーンでは無敵になるのでは?
・カメラアングル
結構目が回るようなカメラアングルの動き。酔っちゃう人もいるかも。ボス戦でボス方向に追従しちゃうのも辛い。俺は回復アイテム取りに行きたいのにどうしてボス側にアングルが動いちゃうんだ!となることが多々あった。
・原作があまり再現されていない
これは無双だからというわけではないけれど、シンの最期はちゃんと再現されているのにジャギやアミバなどの有名なシーンはただその場に倒れるだけ。あれ?こういうところが忠実に再現されているんじゃないの?と思ってしまった。種モミのじいさん(マンガの名前はミスミがアニメではスミス)も出ない。


無双ってもっとゴリ押しで強さと爽快さを感じられるシリーズだと思っていたけど思い込みだったのか。まあそれでもやっているけど。