明日からは間違いなく禁酒

昨日の時点で大学の同期、高校の同期に飲みに誘われ、今日になり会社の同期と大学時代の部活の後輩に誘われるという飲み誘い重なり。人が禁酒決めたってときからこんな状態になるなんて・・・今日ほど4つの別の体、4つの別時間、4つの別世界があってほしいと思った日はない。
最初に連絡を受けた大学の同期と新橋で飲んだ。去年みんなでギョーザ食いに旅行行って以来の再会だった。大学周辺の話や、自分が学生時代住んでいたアパート周辺の話を聞いて、懐かしい気分になった。久しぶりにあの頃の気持ちに戻れ、ビールが触媒になってその頃の情景が浮かんだ。今同期はドクターに進んだので、久しぶりにアカデミックな話も聞けてアカデミックな話をした。最初っから頭のいい奴で、もちろん学振で、既にペーパーの数・業績は文句なしの数で、この若さで国内外出張で飛んで海外では司会やっているくらいだからすげえよなあ。でも酒飲むとただのアホウなんだけどなあ。研究という世界のまだ世に出ない、いつ実になるかもわからない最先端の話は面白いなあ。それと同時に今そこにある大学の問題と限界も聞けた。本当に頭がキレる奴だから、普通なら研究だけに注ぐのに広い視点も持っている。そんな奴だから現状の大学の問題も真剣に聞けた。きっついなあ。
一軒目で近況と昔のようなアホ話、二軒目で真面目な話といろいろな話ができた。お互い進む道は別だけど、責任と引き換えに好きなことやらせてくれる会社、好きなことやらせてくれる大学にいるのはなんだかラッキーというか巡り合わせだよなあという話で締まった。
なんだかんだいって、奇人変人が集まった学生生活だったよなあ、と思った。そしてそんなアホというか奇人の一念があればなんとか世の中でできるんだなあ、とも思った。やっぱりアホが一番だよ。