帰省中に知った世の中の変化

飲み前の待ち合わせの時間潰しでデパートのゲーセンにいたところ、ジャンケンマンがあったので懐かしくて遊んでみた。
しかしよく見てみるとなんか違う。中央にでっかくランプで表示されているグーチョキパーは一緒だけど、その周辺が昔遊んでいた頃のジャンケンマンと違う。
実際にやってみてようやくわかった。最近のジャンケンマンは3本勝負になっている!昔はメダル一枚入れて1本勝負だったけれど、今のジャンケンマンは2本先取の3本勝負システムに変わり、さらにメダルの枚数(最高5枚)によって払い出しにボーナスが付くようになっていた。
1枚のメダルで1本勝負ではなく3本勝負できるならお得な気がするが、これがまたうまいことになっている。「勝つ時も負ける時も3本目までいく」ようになっている。2本先取する時も、負ける時も必ず1勝1敗で3本目を迎える。3回できるのは楽しいかもしれないが、どちらにせよ3回やるところに「接待されている」感がある。
今の子どもはこうやって接待や相手を立てるということを学んでいくのか、と深読みしてしまった。そして接待だと知りつつ毎回3本目にドキドキして熱くなった心は子どもの俺。