『紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也 爆勝証言集』を読んだ

ハッシモト!ハッシモト!
「紙の破壊王」に次ぐ橋本真也本。破壊王のイタズラの犠牲者として超有名な天山自ら語る「エアガン狙撃事件」や「スズメ食え事件」を始め、イタズラコンビだったライガーを支える山田夫人、破壊王急逝後完封勝利を挙げた三浦大輔、確執のあった長州ともっとも深かったGK、さらには小川に負けたら即引退スペシャル後に折鶴を折って復帰を願った折鶴兄弟までもが破壊王について語っている。
今回も笑えるエピソードたっぷり。下半期いきなりすごいいい本に出会えた。恐ろしいほどのトンパチっぷり。と、同時にさびしがりやの面も見える。本当に人間味溢れる豪快な人だったのだと思う。
橋本以外の話では、橋本と同じ子供の心のままのライガーが、日常生活でパンツ一丁で外に出て虫獲り網を持って無視を追っかけている話がめちゃ笑えた。あのボサボサの髪にヒゲ面で街中を走っているのを想像しただけで笑える。案の定息子の学校から「近所に変質者が出ました。気をつけてください」「○日の○時頃、公園に上半身裸の変質者が出ました。その男は身長170センチくらいで小太りの長髪・・・」という手紙が来たらしい。そりゃFrom藤波Toストロングマシーンよろしく「お前それ山田だろ!」と言いたくなる。
めちゃくちゃ笑えて最後はちょっとしんみりする、読んでいて感情揺さぶられまくりの一冊。橋本真也の魅力がたっぷりでっぷり。
もう一度言う。ハッシモト!ハッシモト!

紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也 爆勝証言集 (kamipro books)

紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也 爆勝証言集 (kamipro books)