タイトルからして壮大な感動巨編なのかと思いきや、今もどこかで起きていそうな日常生活や過去の出来事がテーマの短編集。女性視点の話が多いのと、私が独身で恋愛偏差値が限りなく低いせいか、話によってはなかなか伝わってこず「へ〜そうなんだ、そうなんだろうな」というものもあった。勉強になります。
本当に日常の生活の切り取りなのに「ふぇ〜」と引き込まれてしまう。たぶんこの引き込む力が江國香織のすごさなのだと思う。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/11/19
- メディア: 単行本
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