『号泣する準備はできていた』を読んだ

タイトルからして壮大な感動巨編なのかと思いきや、今もどこかで起きていそうな日常生活や過去の出来事がテーマの短編集。女性視点の話が多いのと、私が独身で恋愛偏差値が限りなく低いせいか、話によってはなかなか伝わってこず「へ〜そうなんだ、そうなんだろうな」というものもあった。勉強になります。
本当に日常の生活の切り取りなのに「ふぇ〜」と引き込まれてしまう。たぶんこの引き込む力が江國香織のすごさなのだと思う。

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた