大大反省会

「ドッキリはねえべドッキリは」―これに尽きる。いつもドッキリ仕掛ける側だったからあんなにドッキリがびっくりするものだとは思わなかった。
恐ろしいドッキリがあるとはつゆしらず、行く直前まで寝ていたからある意味寝起きドッキリだな。完全にノーガードだった。
ドッキリだとわかってから激しい腹痛。久しぶりに腹痛くなった。この時点で「ノーリアクション芸人」という純度100%、ピュアな、まじりっけのないしょっぱい男になる。
開始直後には酩酊、それからまもなく泥酔のような気分。長州小力の言葉を借りると「こりゃ完全にアウェイだな」という状況。
そしてだだスベリ。史上空前のだだスベリ。全米が泣いた。今まで生きてきた中で一番滑った。全てが裏目、こんなにも滑るとは思わなかった。ちょっとはできる子だと思っていたのに。
結果的にはほとんど酔えなかった。酒の力も借りられなくなってしまった。「初対面ED」という深刻な病気になってしまった。ペレになってもうた・・・治りそうにない。治療法もない。
昭和初期の男子学生でももうちょっとうまく話できるだろう。嘘ついているつもりはなかったけど。
ドッキリの時にちゃんとカメラ位置まで確認してリアクション取れる上島・出川先生は偉い。そして過去何十回とドッキリされ、それら全てにリアクションと大きな笑いをとったO野氏はもしかしたらすごいのかもしれない。気づかずに何十回もドッキリされている時点ですごくはないな。
これからは夢を追ってじゅうたん職人として頑張っていこうと思う。生きている間に一枚でも作れたらいいけど。
帰ったらTSUTAYA行ってヒーリングミュージック借りよう。「人は弱い」ということを今回学んだ。そして俺は弱い。
でもいい夢見させてもらった。ありがとう。


ドッキリされるよりも
ドッキリするほうがいい
だって俺だもの


みつを