『虚実妖怪百物語 破』を読んだ

虚実妖怪百物語序破急の真ん中、破。序の導入部を活かして破で一気に動きが増す。學天則ジャイアントというロボット(正確にはロボットではないのだが)が練り歩き、百鬼夜行は街に溢れかえる、もうドキドキが止まらない展開。
とはいえ京極夏彦作品なので、京極堂シリーズなどで何度も言われる「不思議はない」「概念」という説明が今回も使われ、単なる妖怪ものではない独特の味が出ている。
さあ今週末は急の発売。早く読みたい読みたい。

虚実妖怪百物語 破 (怪BOOKS)

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