愚痴も憂いの玉箒?

人が減ったのにそれに対する施策がなく、他部署との関係はギスギスしてで、閉塞感と疲弊、それに自分の無力さを感じてついつい近くの席の人に愚痴ったところ、面白い返しをされた。


「自分がボトルネックになっている」と言うと、「ボトルに入ってくる量、入ってくる質、入れる人がおかしい」
「人間関係が不得意なんです」と言う、「相手側が不得意なんだと思う」


そう言われた瞬間、「あっ」と声が出た。そういう考え方もあるのか。詰まっていて、閉塞感で目線が狭まっていて、この考えはなかった。
言われて気付く、そういう考え方。そして言われて落ちる、自分の心のオモリ。すっと落ちた。そうね、入れてくる側がおかしいんだな。確かに。


なんだかすかっと自分の気持ちの中に入ってきて、それまでのもやもやが大したことないと抜けていった。プライド高く相手の気持ちがわからない人をこっちはかまってやっているんだなくらいの大胆な気持ちになれた。


「ありがとうございます。そうですね、おかしなやばい人ばかりですからね」と言ったら、すかさず「お前もその中にいるんだぞ」と言われた。チクリ。そうだなあ、自分もやべえ集団の中にいるんだな。考えないとね。