『用もないのに』を読んだ

小説家奥田英朗の紀行エッセイ集。40代後半のオヤジの語り口だから良くも悪くも本音にまみれている。それが軽快な書き口なのでポンポンと読めてあっさりクイッと世界を回れる。
北京、ニューヨーク、仙台、フジロック愛知万博、富士急といろいろなところに行っているが、最後のお遍路が一番読んでいて楽しかった。

用もないのに (文春文庫)

用もないのに (文春文庫)