今度も15年モノ?

財布を買った。15年ぶりくらいだろうか。別に今の財布が壊れたわけではない。
買おうと思ったきっかけは偶然というか不思議な出会い。


先月コンビニで雑誌を立ち読みしていたら、『MonoMax』という雑誌が目に入り手に取った。正確には雑誌の表紙に書いてあった「付録 カードケース」だった。おサイフケータイで支払いは済ませつつ、免許やポイントカードなど必要なものだけカードケースに入れられたらいいなと思い、思いっきり付録目当てで購入。付録付きのため雑誌全体が紐で縛られていたので雑誌の中身は見られない。
帰宅して紐を解き早速付録を見てみると、なんと最大で3枚しか入らない!表紙には「驚異の大容量!」と書いてあったのに・・・カードケース界の標準を知らないが、3枚でも大容量の部類に入るのだろうか。自分にとっては少ないのでがっかりだった。ま、そもそも雑誌の720円で大容量のカードケースを手に入れようとした自分が甘かったか。ケチ。


それでも720円の元は取ろうと思って雑誌の中を読む。特集は「得する革小物」。その特集の最初に載っていたのがFelisiの125-SXというロングウォレットだった。
そこで衝撃が走った。Felisiというブランドなんて全く知らない田舎者だったが、載っている商品写真で一発で惚れた。一目惚れ。
しかも札室×2、コイン室×1、カード室×12という完璧な容量。L字ジップ開閉のデザインなので開けやすく中も見えやすい。左右にカード段で中央にコイン室というのもいい。


今の財布は折りたたみ式なので、支払いをした後の「まずお札、その後に小銭とレシート」という渡され方をされた時に、
1.お札を受け取って札室に入れる
2.財布を閉じる(閉じないでコイン室を開けると折りたたまれていないところにあるカードが落ちる)
3.コイン室を開ける
4.小銭とレシートを受け取ってコイン室に入れる
という手順になる。個人的にはこれが困りものだった。できればお札・小銭・レシートを受け取る間に財布を開けたり閉じたりと動かしたくない。札室にお札を入れている間に店員さんが小銭とレシートを渡そうとすると、2.と3.をやるまで受け取れず、店員さんを待たせてしまうのがどうにも申し訳ない気持ちだった。


そんなこともあり、Felisiのこの125-SXに一目惚れ。L字ジップ開閉で中央コイン室なので、コイン室のジップ開けておけばお札、小銭、レシートを特に財布動かすことなく全て受け取れる。
何も考えず即買いした。手にしたら早速お札、小銭、カードを移行。15年ぶりの新しい感じ。カード室にカードを入れる時にきつい感じがあったけれど、まだ革が馴染んでいないせいだろう。ひと通り移行が終わったらなんとはなしに持ったり握ったりとしてみる。一目惚れに間違いはなし、と実感。
今までの財布はユニクロで買ったやつだった。大切に使っていたので(貧乏だったのでお金を使う機会があまりなかったというのもあるが)年数の割にボロボロではない。上記の支払いの時のちょっと困る点はあったが、コンパクトでとても便利だった。すごい感謝しているし思い入れのある品だから、大切に保存しよう。そして新しい財布も同じくらい大切に使おう。