『私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―』を読んだ

普段自己啓発本なんてのは全くといっていいほど読まないが、以下の記事を読んで興味を持ち読んでみた。

世間の評価基準ではなく、自分の評価基準で行動しよう


「生きるために仕事をしているのであって、仕事のために生きているわけじゃない。そもそも私の人生なのに、なにもやりたいこともやらずに死にたくなってるんだろう。バカじゃないの」
「人生は一度きり。他人の目なんか気にしている場合じゃない。」


そうなんだよね。自分の評価基準が大事だ。本当にやりたいことに挑戦していたら他人の目なんか気にならない。
「やりたいなあ」で一生を終えるより、「やったけどうまくいかなかったな」のほうがよっぽど幸せな人生の気がする(もちろん「やって成功した」が一番だと思うが)。
著者がマッキンゼー出身のエリートで自分の成功体験を語っているのではなく、苦しんだ経験と現在進行形で本当にやりたいことに向かっている姿を描いているのがいい。
マッキンゼーを辞めようと決意してからの行動が焦点だと思うが、マッキンゼーの「即断・即決・即行動」や「バリュー第一」、「レバレッジ」などの仕事のやり方も実にためになる。
今日一緒に読んだ『オレたちバブル入行組』同様こちらの本も読んでスカッとする。
なんだか背中を押された気がした。