『スーパーコンピューターを20万円で創る』を読んだ

新書は目を引くタイトルで手に取らせる手法らしいが、これにやられた。
読んでみると、「創り方」ではなく「創った過程」について書かれていた。だから一般の人が20万円あればスパコン作れるというわけではない(当たり前か)。
天文学、コンピューターとかなり理系よりの内容だが、その中で書かれているのはそれを実現した人たちの情熱と努力。人間ドラマになっている。だから理系知識がなくても純粋に楽しめる。熱い。
若干著者の自画自賛っぷりが気になるかな。ちょっと自分のこと褒めすぎな印象を受けた。

スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書)

スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書)