2006年読書ベスト

『口笛吹いて』が今年読んだ小説100冊目だった。
マンガや雑誌も足せば300冊は超えると思う。マンガ、雑誌は立ち読みですませるものが多い。じっくりと一冊立ち読みするから店員からしたら嫌な客だと思う。300オーバーしているので、単純に考えると新聞以外に一日一冊何か読んでいることになる。本当に字バカだと思う。
小説100冊でちょうど区切りがいいということで上半期ベスト3に続き下半期ベスト3と今年読んだ全ての小説からベスト5を勝手にランキング。


下半期ベスト3
1位『魍魎の匣京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

ありきたりの言葉になってしまうけれど、ものすごい世界観と驚愕の結末。今作の前の『姑獲鳥の夏』を読んでからのほうがより面白いけれど、まだ第二弾なのでこれだけ見ても十分楽しめる。


2位『DIVE!!』森絵都

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

飛び込みというマイナーな競技なのに感情移入して読める。登場人物全てが魅力的に描かれている。読後感は文句なしの一番。


3位『カカシの夏休み』重松清

カカシの夏休み (文春文庫)

カカシの夏休み (文春文庫)

多くを学んだ一冊。


2006年読んだ小説のベスト5
1位『きみの友だち』重松清

きみの友だち

きみの友だち


2位『魍魎の匣京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)


3位『DIVE!!』森絵都

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)


4位『日曜日の夕刊』重松清

日曜日の夕刊 (新潮文庫)

日曜日の夕刊 (新潮文庫)


5位『ガダラの豚中島らも

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈2〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈2〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)


ベスト5はどれもハズレなし。1位『きみの友だち』はもうぶっちぎり。本当に読んでよかった。
他にもいい小説はたくさんあった。まだまだ読みたい小説がいっぱいある。来年もいい作品に出会いたい。