大人になるのは難しい

いわゆる「三角食べ」ができない。例えばご飯、味噌汁、おかずとある場合、ご飯が真っ先になくなってその後に味噌汁、最後におかずがなくなるという感じ。
米信奉者というくらいガキの頃から米大好きっ子だったので、ご飯は素のままで食べるのが一番な気がしてついついそのままのご飯をぱくぱく食べてしまう。
味噌汁(汁物)はご飯とおかずのつなぎのブツだという認識。「お椀の曲面が描く味噌汁はおかずへの架け橋だ!」あとはつっかえたときの魔法の水的な役割。
おかずはその味のみを楽しむための一品。おかずもおかずとしてしっかりと評価している。おかずはおかずである。ご飯とおかず、どちらが上だとかいう不毛な話はしたくない。
米信奉者だからまずは米をしっかり味わう、そして味噌汁をつなぎに味わって最後に存在感たっぷりのおかずをいただく。こういった感じの食べ方になる。このような自分の考えがあるから三角食べは意識しないとできない。非常に難しい。
自分の信念のもと食べている。そりゃあ食べている時は楽しい。だからこれが自分流の「食育」。大人にはなれそうにないけれど。