小松君(左)と増田君(右)(最終回)

昨日決心したとおり今日の夕食で食べることにした。水で洗う時にスポンジから抜こうとしたら、私が思っていた以上に強く根をはっていて少し驚いた。これが生きる力なんだな、と真面目にそう思ってしまった。なんか申し訳ない気持ちになったが、「食物連鎖食物連鎖」と心の中で言いながらスポンジから抜いていった。
水で洗いほかほかご飯の上に乗せる。そして食べる。「いただきます」。もう今年も終わるが、2004年で一番心を込めて言ったいただきますかもしれない。
小松菜は袋に「薬味にどうぞ」と書いてあったとおりおかずにできるほどの強い味はなかった。それでもおいしい。マスタードからし菜)は名前のとおり結構辛かった。小松君と増田君を交互に食べごはん完食。ごちそうさまでした。
家帰って電気つけて、テーブルの上にある小松君と増田君を見るといつもほっとした。寒い中3週間ちょっとよく頑張って成長してくれた。栄養以外にもいろいろ得られた。
ありがとう、さようなら。