いや〜映画って本当に・・・

前から見たいと思っていた「MASK DE 41」が私の地域でも上映されることになった。これはできればレンタルじゃなく映画館で見たいと思っていたから嬉しい!映画館様ありがとう。この映画館はメジャーじゃない映画を上映してくれるから、大作がどうも苦手な私にとってはありがたい。「誰も知らない」と「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」が上映中なので、うまく生活費やりくりして最低でもどっちかは見たい。
「MASK〜」とともにプロレス映画でぜひ見たいのが「お父さんのバックドロップ」。新聞でストーリーをちょっと知ったがもうじんわりときていい。昨日から公開され今のところ首都圏でのみだが、いずれこっちでも上映してほしい。「MASK〜」も「お父さん〜」もまだ実際に見ていないがストーリーやインタビューを見る限り「戦い」があるように思える。マット上の戦い以外にも「親子」だったり「生活」だったりするが、そこにしっかりとした戦いがある。戦いがあるからこそ他が輝くし、勇気や感動をもらえる。
映画に対し実在のリング、特に新日本は何なんだろう。昨日の両国大会、実際に観戦はしておらず、様々なメディアの記事を見たで判断するのは申し訳ないが、混沌というよりはぐちゃぐちゃ。本気で何を目指しているのか、そこに戦いがあるのかわからない。少なくとも昨日の大会からは戦いを感じられなかった。リングの上で誰が一番か決めたらいい、当然のことなのにそれすらできていない。記事を見て久しぶりに怒りを覚えた。なんで武藤、長州といった他団体の選手のほうが光るのか、なぜ観客は出戻りの長州を手放しで喜びコールまでするのか、その長州はあれだけ強い持論を持っていたのにのこのこ帰ってきていいのか、場外でごちゃごちゃやってどこに集中したらいいかわからない試合でいいのか、本隊はメインは外様同士でいいのか、藤田がチャンピオンの時はほとんど何も言わなかったのに健介がチャンピオンになった瞬間に急に吠え出した天山は恥ずかしくないのか、言いたいことは山ほどある。長州も天山も好きだ、新日本もファンだ、だから言いたい、これでいいのか。プロレス冬の時代、危機と言われ長い。「アメリカが風邪ひくと日本も風邪をひく」というたとえのように「新日本がこけたらプロレス界全体が傾く」状態なのに、業界の雄新日本はこれでいいのか。新日本との距離を考えてしまう。「強くあれ」は嘘なのか。誰にもナメられないでほしい。本当にプロレスが好きだからこそここまで言いたい。だいぶ最初から話が脱線してしまった。