説明が付かないものほど夢中になる

ガソリンを入れるという行為が好きだ。
自分を遠くまで楽に移動させてくれるモノの原動力、いわば食べ物(飲み物?)とでも言うべきガソリンを入れていると、なんだか生き物のように元気になっていくように見えるからだろうか。
子どもの頃は家族でガソリンスタンドに寄って給油する時にあのガソリンの匂いを嗅ぐのがが好きだった。給油の時になると窓を開ける変な子だったと思う。


大人になった今、セルフスタンドで自分でガソリンを入れ、そしてガソリンの匂いを嗅いでいる時間がとても心地よい。あーもっとこの時間が長くあってほしい、もっと体験したいーと思って再びカラになるまで走りたい気分になる。実際には懐が痛むし無駄に走ると環境にも良くないから給油が終わったらその気持ちは去るのだけれど。


なんでかわからないけど好きなこと、好きな行為、ありませんか?(毒にも薬にもならない番組風)
こういうのがふとした時に自分の気持ちを高めてくれたり救ってくれたりする気がする。