うーん、この問題。”うーん、こ”の問題

他部署も含めてかなり忙しいらしく、最近はトイレの大が超満員札止め
常に誰かが脱糞したくて忙しいのではなく、業務状況が関係しているのは間違いないと思う。
席にいると口頭、電話、メール、コミュニーケーションツールと常にアクセスされる状況にあり、席を離れて休憩スペースに行っても、休憩している姿を見られるとサボっているように見られる。そうなるともう姿を見られずに休憩できる個室は大しかない。


そんなわけでトイレの大が常に超満員札止めになっているのだと思う。そして私のように本当に大がしたい人にとっては大問題、大だけに(うるせ)。
限界の7割くらいから探し始めないと空いているトイレの大部屋まで辿りつけない。最寄りのトイレに行っていきなり空いているということはまずないので、7割くらいのまだ余力がある状態からいろいろ回らないとかなり危ない。
限界ギリギリで近くに行って超満員札止めだったらもう漏らすしか無いので、それくらいビッグ・ベン観光には余裕をもって臨まないといけないのだ。


また、自分の前を歩いている人がトイレに入りすぐに出てきたらこれは「別を探せ」のサイン。きっとその人も大に入りたかったのだろうが(休憩かビッグ・ベンかはわからないが)、超満員札止めだったのですぐに出てきたと判断できるので、自分も残り3割の余力を無駄に使わないようにすぐに別を探し始める。
空いているところはどこか、階段を使っても刺激はないだろうか、もし次がダメならどこにしようか……そんな本来は考えなくていいことにフルに頭を使ってしまう。


事故だけは起こしてはいけない。もし戸愚呂・弟のように(”とぐろ”だけに)100%中の100%になりビッグ・ベンが漏れたら終わりだ。自分の歩く道はヘンゼルとグレーテルのパンくずののようにぽとぽとと跡が残るので、誰が漏らしたか一目瞭然になる。そしてその状態から家に帰宅までが地獄になる。高村光太郎気取って「僕の後ろに道は出来る」なんて言ってもただひたすら蔑まれるだけだ。


悲しい。したいのにできずに困っているトイレ難民、そしてそこにしか逃げ場がない人たち、どちらも悲しいしかわいそうだ。


ワーク・ライフ・バランス、働きやすい会社へ、女性躍進とか言う前に、まずトイレ問題解決するところからだろ!
なんで大の大人が(”大”だけに)ウ●コ漏らすかもという恐怖と戦いながらトイレ難民にならないといけないんじゃ!
なんでそこにしか逃げ場がない状況になるんじゃ!
トイレの大の数を増やすってことじゃないぞ。トイレの大でしか休憩を取れない、休憩を取らないと体が持たない状況を改善するってことだぞ。


ホワイト企業は勤務時間や人間関係だけじゃなく、きっとトイレにも余裕があるのだと思う。
ホワイト企業のホワイトとは、「トイレの便器のようなホワイト」という意味なのかもしれない。