僕のスーパースター

6月13日は三沢光晴の命日。
2009年6月13日から4年。もう4年も経ったのか。それでもあの日の衝撃は今でもすぐに思い出せる。
スーパースター。絶対的な憧れだったし、三沢さんがいれば自分も頑張れると思っていた。頑張れなくても三沢さんを見れば立ち上がれると思えていた。
そんな僕のスーパースターが亡くなってもう4年。やっぱりいないと辛いよ。歳を重ねて、日々生きるということがいかに辛いか心身ともに感じる。それを感じる時に三沢さんはよくあれだけの激闘を繰り広げてきたなあと思う。戦い、さらに見る者に感動と勇気と活力を与えてくれる。
勝っても、負けても、全力だった。ボロボロでも立ち上がり相手に立ち向かっていた。
すごいよ、改めて思う。日々が辛ければ辛いほど思う。不世出の天才、だけど生き様や努力、人間らしさも感じられた。
先日の小橋引退試合を見て、三沢さんの引退試合はどうだったんだろうと思った。そして想像するだけで涙が出てきた。引退試合が見たかった。
三沢さんが亡くなってからの4年。毎年辛いことは増えて、勝つことよりも負けることのほうが増えてきた気がする。「もうやめたいよ」とこぼしたくなることもある。倒れてもすぐに立ち上がれないことだってある。三沢さんが今もいたら、と思うことが度々ある。頼りたい。
やっぱり立ち上がらないといけない。そんな時は三沢光晴の過去の試合を見て勇気をもらいたい。試合を見たら前を向こう。