『ドンマイ ドンマイッ! ―プロレスラー三沢からのメッセージ』を読んだ

タイトルからしていい。リング上では見せない三沢光晴の姿が日記になっている。
辛いことはさらっと言って、そんな自分のことより読んでくれる人や他の選手のことを気遣う(いじる)姿勢に、本当に三沢ファンでよかったと思える。我が我が、ではなく他人を思いプロレスのために動いた三沢光晴という選手の素晴らしさがわかる。リング上の姿は目に焼きつくほど見ていたので、こうやってリング外の考えや過ごし方がわかるのは嬉しい。もっともっと先まで知りたかったけど。
「自分たちにできることは小さなことかもしれませんが、”プロレスを観て頑張ろうという気持ちになった”そんな声を届けていただくたびに、自分たちにとっても大きな励みとなります。」
自分が一番辛いはずなのに「ドンマイ ドンマイッ」と言える三沢光晴はやっぱりスーパースターだ。
こんな素晴らしい人間がなんでいなくならないといけないんだろう。

ドンマイ ドンマイッ! ―プロレスラー三沢からのメッセージ

ドンマイ ドンマイッ! ―プロレスラー三沢からのメッセージ