CDTVをご覧の皆様、こんばんは(定番)

CDTVが最近トップ50からトップ40になった。放送時間は変わらないので、10ランク放送が減った分他の企画が増えている。
で、何が増えたかというとアルバムトップ10や着うたトップ20。初めは「なんで着うたのランキングなんてやるの?」と思った。CDランキングあるし着うたなんていらないはず、ランキング減らして入れたのがこれかよと思っていた。
しかし、着うたについて調べてみると興味深いことがわかった。今の中学生の着うた月平均DL数は4曲弱。CDレンタルより着うたに魅力を感じている学生が多いらしい。レンタルならおこづかいからの支出でも、着うたなら通話料とまとめて親持ちのケータイ代になるということも利点になっているようだ。
好きなアーティストの曲より好きな曲、だから着うたでA面(古いか)だけDLして一番身近な再生機器のケータイで聞く。そう考えるとしっかりした使い方しているなあと思える。
そういう背景を知ってからCDTVの着うたランキングを見ると面白い。CDランキングで上位ではない曲がトップ10に入っていたりする。また、着うた先行配信があるのでCDランキングより先にランクインしている曲もある。着うたランキングを中高生の嗜好と大ざっぱに見ると、アーティスト人気の傾向も全然違う。「最近の若いもんにはついていけん」を実感できる物差しかも。
CDと着うた、似ているようで違うランキングを取り入れたCDTVに感心した。もうCD売り上げだけが人気のバロメータといえる時代じゃないかも。