『怪 vol.0025』を読んだ

「神楽」を特集といういかにも怪な企画と、鬼太郎の四十七士のストーリーにちなんで各県三体の妖怪をセレクトする企画で始まり今回も世界で唯一の本らしさ全開だった。47都道府県×3の141体の妖怪が絵付きで詳しく解説されていて、思わず自分の出身地やその周辺の妖怪を見てしまう。「妖怪四十七士」の盛り上げとしていい企画だと思った。
京極夏彦氏の連載は相変わらず鋭く面白い。論文のような書き方だが「妖怪」と「化けもの」の違いをわかりやすく説明しており、続きが気になってしょうがない。早く次が読みたい。