ONE DAY

昨夜飲んだくれて布団を敷かずにそのままごろ寝といういつものさびしいパターン。朝方起きて最後の気力で布団を出していよいよ本寝というこれまたいつものパターン。やっぱり布団が一番。
起きてボーッとしながら録画番組見て目を覚まして運動へ。しんどい、とにかくしんどい。究極のデトックスなんじゃないかというくらい体の中の毒が出ていく。ついでに寿命も出ていくんじゃないかというくらい。
運動から帰宅しゲータレードを飲んでふうぃと一息つくと、ふつふつと生来のMっ気がわきもうちょっと体をいじめようという気になりジョギングへ。この判断が間違ったらしく、体動かした後の変なテンションのせいで距離増やして迷子。いつもより距離を伸ばしたら明らかに戻れないところまで行ってしまった。ジョギンガー(正しい?)の悲しい性として行った道を戻るのが躊躇され、苦悩したあげく目の前にあった自販機にタッチして戻るという方法。「俺はここを目標とした走ってきたんだよ」と、誰に示すわけでもない、悲しい主張。
かなり遠出して帰ってきた後は残ったゲータレードを飲み風呂へ。あっつーい風呂に浸かり疲れを湯に溶かす。あったまりきった体に風呂上りのドラフトワン。・・・うんめぇぇぇ。やっぱりゲータレードよりドラフトワン。体の根幹から枝葉末節まで届きわたる快感。
走って風呂に入って酒、って先週と同じ過ごし方。この酒量ではいつか溺れるか依存してどうしようもない状態になる気がする。まあいいじゃないか、これが私の生きる道(by当時無敵の二人組風)。
運動に行った帰りに体動かしたのと疲れのせいで頭が普段以上にバカになって何かパーッと買い物しよう!と思ったけれど何も考えが思いつかず断念。余りにも自分の物欲に対する創造力が欠如していたことに愕然とした。月の使い道で大きいものは奨学金、仕送り、食費、の3つ。と、いうことは一番てっとりばやいのは食費だということでスーパーへ行き大人買い。ドレッシングや洗剤などストックがあれば困らないものが含まれているとはいえ、3600円相当もの買い物をしてしまった。でっかく勝負に出た。消費したぞ。ただ、何日か分だけど。
難しい言葉ではラチェット効果と呼ばれているらしいが、単純に人は一度上げた生活レベルを下げられないらしい。確かにそうかもしれない。同期の中でもでっけーバイクを買ったりでっけーテレビを買ったりでっけーシアターシステムを買ったりしているが、多分元の水準には戻せないと思う。自分を顧みてもそうだと思う。テレビっ子なので今さらアナログ画質には戻れない。やっぱりラチェット効果なる難しい言葉はガチで、一度上げたものは下げられないのだと思う。自分はテレビ以外はそういうのがないので助かる。上げようとすれば上げられるかもしれないけれど、貧乏性が急ブレーキをかける。学生時代と変わらない金銭感覚なので生活レベルはここ数年上がらない。まあ、今日は消費のしなさにブチギレてスーパーで大人買いしたわけだけど。普段は買わないパインカットを買ってみたらこれがまたおいしい。やっぱり果物も取らないとだめだな、と思った。
運動して、さらに運動して、消費して、酒飲んで、飯食って、と循環している生活。最近寂しさを感じることもあるけれど、どうせ気のせいかどうしようもないことだから酒でアルコール殺菌するしかない。寂しさと酒量は比例する。