柔らかいナニがみるみる硬くなって・・・(鶴光風)

いつの間にか下敷きを使わなくなった。小学校の頃はうす緑色のくにゃくにゃした下敷きを使っていた。自由帳に好きな絵を書いて、それがちょっと下敷きに写るのが楽しかった記憶がある。
いつもはくにゃくにゃとしているのに丸めると凶器として使えるくらい硬くなった。両手で持ってうちわのように風をおこすこともあれば、丸めて友達とチャンバラごっこするのにも使った。子供は一つの物を本来の用途以外にいろいろ使えてしまうからすごいし危ない。だけど子供特有の知恵があると思う。
もしそこでその硬軟の不思議さについて疑問と興味を抱いたら化学者になっていたかも・・・
う〜ん、まず抱くことはなかっただろうなあ。平凡なクソガキは世のためにならないことばかりやって世のことを自然と吸収できる。子供の頃はしゃげなかった子供は大きくなってもはしゃげないと思う。
いい歳してはしゃぎすぎるのも問題ですけど・・・