昨日のくりぃむANN

面白かった。これは笑いまくった。長州マニアにはたまらない内容だった。
「オレは長州小力かませ犬じゃないぞ!」のコーナーに長州小力がゲストで来てお互いに読み合い対決するという企画。
その名も『C−1クライマックス 長州小力vs長州アリキ60分1本勝負』(もちろん新日のG1クライマックスが元ネタで、Cは長州のC)
始まってみたら「対決」は形式上で、アリキ(本名:有田哲平)と小力(本名:久保田和輝)がどっちも長州喋り(マネ)で「こうだな」「そうですねえ」といった感じのタッグ状態。
一応プロレスの試合風の構成で対決を煽っているもののまともなのは入場だけで、


・国歌斉唱がピアノでパワーホール(アリキ演奏)
・ボディチェックが「キレてますか?」というチェック


の適当加減。ピアノのパワーホールが意外に面白く、それ聞くだけで笑えてしまった。
基本的には「○○の時長州力がこんなこと言いました」という形式で対決していくが、それらがありえないことばかり。長州がナンパ師になったり学生になったり。でも基本的に全部敬語「〜ですよ」になっている。


「この前おばあちゃんの原宿巣鴨で長州がポツリとつぶやいていました。」
「お年寄りと子供は国の宝ですよ」
「18世紀のフランスで国王の妻である長州が貧しい民衆を見てこう言ってましたよ」
「パンがなければケーキを食べればいいんですよ」
「火曜サスペンスの終盤で長州がこう言っていました」
「ウン、俺がやりましたよ」


などなど。字にしてもよく伝わらないが、あの喋りと「長州が二人いる」という状態で聞くと最高に笑える。
プロレスの知識があると何十倍にも面白くなる。ターザン山本、金沢(「なあ金沢」が多い)、小佐野、週プロ取材拒否、ヒクソンと中西が戦ったら5分ですよ小鉄さんも言っていたなあ)、地名なのに金沢からの投稿には敏感に反応
etc...
対決中ずっとパワーホールがバックに流れていた。小力のテレビ露出が増えてよくかかるけどこの作曲者最近急に収入増えただろうな。
本当にドリームマッチだった。ちょっと前まで長州力のモノマネしても長州を知っている人がいなくて全然伝わらなかった。結構自信あるのに。あの舌足らずな独特の喋りが伝わらず変な人に思われたくらいだ。今は有田と小力のおかげで伝わるようになり感謝している。