地震

バイト先の家で地震に遭った。一人暮らし始めて一番でかかったような気がする。高い場所だったので余計に強く感じたのかもしれない。
「やばっあぶねっ」っと思った時にはもう揺れが強くなっていて、「おいおいこれはやべーよ」と思ったら目の前の掲示板のような板が倒れてきて頭に直撃した。これは痛かった。
教えている子をはるか昔にやった避難訓練のようにすぐに机の下に避難させ、今にも開いて収納されているものが落ちそうな棚に向かい手で押さえられるだけ押さえた。
横揺れでかなり長い間揺れていた。ちっちゃいものが倒れるのはもうしょうがなく、とにかくやばそうな棚を押さえて揺れが治まるのを待っていた。
地震が終わってもまだ揺れているようでとても気持ち悪かった。そしてぶつかった頭が痛かった。
バイト終わってオンボロアパートに戻ると、ドアを開けた瞬間からいろんなものが落ちていた。部屋に入るとさらに落ち、倒れていた。その倒れ様からもやはり一番でかい地震だと思った。
ものは落ちていたけど割れたり破損したりしているということはなく、不幸中の幸いだった。食器棚は戸が開く構造ではなくスライド式の戸だったので、食器が落ちていることはなく最悪の事態は避けられた。戸は結構スライドされていて、棚の中のものはごちゃごちゃになっていたので本当に危なかった。
一番の被害は流しに倒立状態で落ちていた食器用洗剤だった。見事にカラになっていた。この前取り替えたばっかりだったのに・・・
落ちているもの倒れているものを元に戻してテレビを見て情報収集していたら、アナウンサーが「災害伝言ダイヤルは171です。『いない、いない』と覚えてください」とブラックな暗記方法をしきりに言っていた。その覚えかたはさすがに不謹慎だろ。


情報収集していたら今回の地震の発生の瞬間を見つけた。これじゃあさすがにM7.2になる。

地震発生の瞬間