成長しようよ、俺

月亭八方、車で自転車と接触事故
>落語家月亭八方(57)の乗用車が7日午後7時50分ごろ、大阪市平野区市道で同市平野区に住む市立中学1年の男子生徒(12)の自転車と接触した。生徒は転倒し、足に軽い擦り傷を負った。
>平野署の調べでは、八方は車に乗せた人を降ろすため停車。発進する際、車を追い越そうと車道を走ってきた自転車に当たった。
>八方は「けがはないか」と尋ね、生徒が「大丈夫」と答えたため、その場を去ったが、後で生徒から話を聞いた家族が事故を届けた。八方は「早急に届けを出すべきだったが、怠って申し訳ない。誠実に対応していきたい」とのコメントを発表した。




小学校の頃チャリに乗っている時にT字路右折したら車が出てきてぶつかった。ガツンという感じではなくガシャッという感じで、チャリに乗っているのに吹っ飛ばされた。
ぶつかった直後は何が起こったのかわからずにパニック状態になっていて、状況を理解すると今度は「(安い)チャリが(高い)車にぶつかってしまった」と思いさらにパニック。一種の興奮状態だったので痛みは感じなかった。
車を運転していたおばちゃんがすぐに出てきて「大丈夫?大丈夫?」とあっちも興奮気味。その時は「車にぶつかってしまった、やばい、怒られる」と思っていたので「大丈夫です、大丈夫です」と主婦に言葉を教えてもらっているオウム状態。
「大丈夫?大丈夫?」
「大丈夫です、大丈夫です」
「怪我はない?痛くない?」
「怪我していないです、痛くないです」
としばらくご主人様とオウムの関係が続き、結局私が「大丈夫です」を連呼してその場を去った。チャリのフレームが曲がっていて運転しづらかった。
その後車にぶつかった膝と腿あたりが段々と痛くなり、擦り傷もあった。フレームは曲がるしなぜか親には怒られるしで散々だった。今考えると逃げる必要はなかったと思う。
中学校の時には前の車の助手席のドアがいきなり開き、チャリに乗っていた私がまたぶつかって飛ばされた。よけようとして急に方向転換して不安定になったうえさらにぶつけられて転倒。
助手席のチャンネーが慌てて出てきて「大丈夫?大丈夫?」と言ってきた。後方確認せずいきなりドア開けてきたチャンネーにブチギレりゃあいいものを、これまたパニック状態になって「ダイジョウブデス、ダイジョウブデス」とオウムになって逃走。成長しようよ、俺。
八方師匠の事故は実際にどんな状況だったかはわからないが、本当に軽症だったなら警察に届け出なくてもよかったような気が。軽症程度だったらお互い痛み分けでいいじゃない。