『あいくるしい』

先週の予告の時点でうるっときていた。
ここで死んじゃうなんてあまりにもひどい、生き返ってくれないかなと思いながら見ていた。
願いむなしくそんなことは起こらなかった。でも何か奇跡が、と思っていた。トランペット吹いている時に生き返ってくれないかな、とも思っていた。
見ていてとても悲しかった。特に悲しみとショックで心を閉ざした徹生は見ていて痛々しかった。屋根に上る気持ちもわかる。
そんな徹生を恥ずかしいと思う子に「そうだろうか?」と優しく、力強く問いかけ徹生の気持ちを代弁するじいちゃんはかっこいいなあと思った。
徹生がトランペットで『愛の讃歌』を吹くシーンでぼろぼろ。現実と向き合いトランペットを吹き、自分の情けなさを話す徹生は本当にかっこいい。かっこわるさをさらけ出せるその姿こそかっこいい。
由美が『愛の讃歌』を借りて自分の強い気持ちをそれとなく心を込めて歌ったのにもぼろぼろ。
愛の讃歌』は大好きな曲なので、背筋がゾクゾクした。いろいろな人が日本語版で歌っているが、やはり越路吹雪の『愛の讃歌』が一番いい。TSUTAYAレンタル200円の日に借りに行こう。
毎週日曜のこの時間がとても大切なものに思える。日常でついつい忘れてしまうけど本当はすごい大切なことを教えてくれるドラマ。幌には世界を救ってほしい。


あなたの燃える手で 私を抱きしめて
ただ二人だけで 生きていたいの
ただ命の限り わたしは愛したい
命の限りに あなたを愛するの

頬と頬よせ 燃える口づけを 交わすよろこび
あなたと二人で 暮らせるものなら なんにもいらない なんにもいらない
あなたと二人で 生きていくのよ
私の願いは ただそれだけよ
あなたと二人