今のこと

ちっちゃな頃「研究者」といえば、白衣を着て実験室でゴボゴボとした不思議な色の液体を混ぜ合わせている、というドリフのコントのようなイメージが本気であった。
今の自分の状態といえば、白衣は着ていない、実験室で実験しない、もちろん不思議な色の液体なんて混ぜない。実験系とは逆のシミュレーション系で、パソコンに向かいあーだこーだとキーボードを叩いている。でもこれも研究だし、設計している。頭の中で考えたようにうまくはいかないけれど。
大学に入った頃には白衣に実験室というイメージではなく、パソコンに向かうイメージがなんとなくできていた。まだ研究室に配属される前だったがそんなことを将来的にしたいと思っていた。だから今は一応イメージ通りになっている。中身はすかすかだが。
今日は朝起きてカーテン開けて外見たら雨降っていたので一日中家にいた。新しいパソコン環境は快適すぎて全く問題ない。いろいろなソフト開きながら研究できる。あとは誰もいない、いくらでも怠けられる環境でいかに自分に厳しくなれるかだろう。今日は怠けてしまった。すぐ集中力切れてマンガ読んだりネットサーフィンしたり・・・まず自分に厳しくならないといけない。
大学では自分の好きなことができる、というのは間違いないだろう。自分の理想と多少の努力をすれば。部活ばっかに頭がいっていた私でもなんとなくは学年が上がったらこんなことがしたいというのは考えていたし、それに関する専門教科は楽しくて苦ではなかった。大学では小中高よりも「楽しく学ぶ」ことができると思う。授業でわからないことがあっても好きだから調べる気になる。ましてや研究室に配属されると自分のやりたいことはできるしアドバイスもされる。そういう意味では大学は最高の環境だと思う。
今大学受験を控えている受験生は大学で何をしたいかという目的を持って勉強していると思う。そういう人には本当に頑張ってほしい。とりあえず大学出ておこうとか考えている坊ちゃんやお嬢は本当に腹が立つ。大学は遊びも専攻したいこともやりほうだい。危険なほど自由だ。ただ4年はあっという間だったなぁ・・・
まあ人の心配する前に自分が卒業できるかどうかを心配しろって話だな。